【注意喚起】著作権等侵害行為の予防について
平素は、FITWebインターネットサービスをご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
このところ、一見すると無償と思われるコンテンツ(写真、漫画、動画など)に対して著作権等が主張され、トラブルになりかける事案が発生しております。
最悪の場合、損害賠償請求に発展することもあるようです。
事例1)
無料の動画と思い視聴したが、よく見ると隅にマークが入っていた。
このマークは〇〇社の商標マークであり、〇〇社は無料で動画配信を行っていないため、無許可で視聴(ダウンロード)され損害を被ったとして、「配信したサイトの運営者」および「ダウンロードした者」を調査し訴えた。
事例2)
ファイル交換ソフトで読みたい漫画を見つけ、ダウンロードした。
漫画の著作者は、無許可でダウンロードされ損害を被ったとして、「無許可で漫画を配信した者」および「ダウンロードした者」を調査し訴えた。
インターネット上には「無料に見せかけたコンテンツ」や「海賊版コンテンツ」が数多く出回っており、万が一、著作権等の侵害行為と受け取られた場合、お客さまのIPアドレスから利用プロバイダが特定され、接続者の情報開示請求が行われます。
当社にこの請求があった場合、プロバイダ責任制限法に則り「発信者情報開示請求に係る意見照会書」をお客さまへ送付します。
意見照会書を受け取られた際は、弁護士に相談していただく等の対応が必要になります。
このような事例の予防策として、以下のものが挙げられます。
予防策1)フィルタリングソフトを導入する。
完全に遮断することはできませんが、フィルタリングソフトにより怪しいサイトへの不用意なアクセスを未然に防ぐことが期待できます。
ウイルス対策ソフトに付属されている場合もございますので、ご利用のウイルス対策ソフトをご確認ください。
予防策2)ファイル交換ソフトの使用を控える。
ファイル交換ソフト(WinnyやBitTorrentなど)は、ソフトの特性により不特定多数へ自動的に配信やダウンロードを行うため、高額な損害賠償請求や刑事事件となる可能性が非常に高いです。
このため、ファイル交換ソフトは使用しない方が安全です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
お客さまにおかれましては、前述のような予防策を行っていただき、安全なインターネットライフをお過ごし頂きますようお願い申し上げます。
(関連サイト)
文化庁
インターネット上の海賊版による著作権侵害対策情報ポータルサイト
総務省
インターネット上の違法・有害情報に対する対応(プロバイダ責任制限法)